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アラキドン酸とPAF

アラキドン酸が注目されているのは、脳に対しての効果があり、記憶力を向上させる、集中力を向上させる、乳児の脳の発達に欠かせないなどの様々な働きがあるからです。
細胞膜のリン脂質にあるアラキドン酸はホスホリパーゼなどの作用を受け加水分解され遊離する際、様々な成分を産生しますが、アセチルトランスフェラーゼの作用を受けるとPAFという成分が生成されます。

このPAFという成分は血小板活性化因子と呼ばれている成分です。
血小板活性因子というのは、血小板を活性化させる因子で、単球、マクロファージ、血管内皮細胞、血小板などの様々な細胞から放出され、血小板凝集作用や血管透過性亢進作用、平滑筋収縮作用などを起こします。

炎症やアナフィラキシーショックなどの白血球機能について強力なメディエーターとなる成分で、白血球の血管透過性、また酸化的破壊などにも深く関連しています。
止血に関しても深く関係している成分で、アラキドン酸カスケードの中でPAFは血小板を凝集させ一時止血を行い、並行し免疫系と内因系の凝固反応も進行し、フィブリンという成分によって2時止血を完了させます。
血小板の活性化と共にアラキドン酸カスケードも進行しますので、アラキドン酸が体内で様々な成分を産生させるためにも重要な成分と言えます。

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