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アラキドン酸って何だろう?

レバーに多く含まれる栄養素として知られるアラキドン酸は、ビタミンFとも呼ばれる必須脂肪酸で、レバーの他に肉類や魚介類、卵などに多く含まれます。

ただ、アラキドン酸の過剰摂取は大腸がんや前立腺がん、皮膚がんや動脈硬化、気管支喘息を引き起こす恐れや血栓の原因となる危険も孕んでいる他、過剰摂取によって生じる物質が非常に強力で、アレルギー症状の要因となるとも言われており、アレルギー性湿疹やアトピー性皮膚炎などを引き起こす危険があります。
食事の欧米化などが進んで動物性の食物や油をたくさん摂っている現代人においては、通常の食生活で十分に足りていると考えて良いでしょう。

そのため、がんの治療をしている人やアレルギー、アトピーのある人などは摂取を控えた方が賢明です。
アラキドン酸は細胞膜の材料のひとつであり、特に脳の中に多く含まれている事が分かっています。

つまり反対にアラキドン酸が不足すると、脳内での情報伝達がスムーズに行われなくなるため、物忘れや集中力の低下に繋がるのです。
特に加齢によって体内機能が低下してくる高齢者などは、体内でアラキドン酸を合成する能力が衰えてくるので、意識して摂取するようにしましょう。
また、血小板に取り込まれたアラキドン酸は、出血等で血管が破けると血小板を凝集させる物質に変わりますが、血小板の凝集作用が強まった時には、血管壁に取り込まれたアラキドン酸が、逆に凝集を抑える物質に変化し凝集を抑えます。

このように血小板を凝集させながらも、状況に応じて凝集しすぎないように働くという、2つの性質を持つ脂肪酸だということがわかっています。
他にも乳児の脳や身体の発達に必要不可欠な栄養素としても知られており、母乳にも含まれているため、粉ミルクにもアラキドン酸を配合しているものもあるのです。

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